OPPO Digital Japanは9月11日、ヘッドホン「PM-2」を発表した。発売は9月16日。価格はオープンで、推定市場価格は90,000円前後(税込)。
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「PM-2」 |
PM-2は、平面磁界駆動型を採用したオープン型のヘッドホン。2014年5月に発表された「PM-1」に続く、平面磁界駆動型ヘッドホンの第二弾だ。使用されているドライバーはPM-1と同一ながら、イヤーパッドやヘッドバンド、外装などを変更することで低価格化している。
PM-2の平面ドライバーは、極薄素材を使用した7層構造の振動板を採用している。平面ユニットの駆動には、薄膜ポリマーの両面にエッチングされた渦巻き状のアルミ導体とネオジウムマグネットを使用。理想的なプッシュプル動作を実現している。
ダイナミック型では、ボイスコイルが接続されている箇所から振動板を動かすための力が加わる。それに対して平面磁界駆動方式では、振動板全体に均等な駆動力が加えられるため、全面が安定したピストンモーションで動作する。
また、ボイスコイルに比べて低インダクタンスな渦巻き状のアルミ導体を使用することで、インダクタンスに起因する歪みの発生が抑えられている。
ユニットのサイズは85×69mm。周波数特性は10Hz～50kHzで、インピーダンスは32Ω。音圧レベルは102dB/1mWで、連続最大入力は500mWとなっている。
ケーブルは着脱式で、ヘッドホン側は2.5mmモノラルジャック×2。ケーブルは、長さ3mと1mの2本付属しており、3mのほうの入力側は6.3mmステレオ標準ジャック、1mのほうの入力側は3.5mmステレオミニジャックとなっている。ケーブルを除いた質量は385gだ。
