感動!感激!の瑞牆山登頂と山頂ライブ

登りはじめておよそ4時間。樹林のトンネルを抜けると、眼前の風景が突然開けて、巨大な岩が積み重なった広々とした場所に飛び出した。瑞牆山の山頂だった。

瑞牆山の山頂に到着! 加賀谷さんがハイタッチで迎えてくれる。「みんな、よく頑張ったね!」

瑞牆山の山頂で記念撮影。ここまで頑張って登れたのも、PRW-3000のおかげです

加賀谷「ここが頂上だよ! おつかれさま!!」

先に山頂に着いた加賀谷さんが、両手を上げて、みんなを迎える。

「やったぁ! やっと着いた」
「すごい景色!」

メンバーたちも加賀谷さんとハイタッチをしたり、握手をしたりしながら、山頂を踏む。何はともあれ、まずは記念撮影だと、「瑞牆山」と書かれた標柱のまわりに集まって、写真を撮る。急な山道をここまで頑張って登ってきたので、表情にはさすがに疲れの色も見られたが、それ以上に無事に登れた嬉しさと安堵感が笑顔とともにあふれていた。

瑞牆山の頂上から。この日は雲が多かったが雨には降られず、ときおり晴れ間と太陽がのぞいた

再び地図を取り出し、PRW-3000を方位計モードに。整置したうえで、地図とまわりの山々を見比べてみる。周囲には雲がかかっているところも多いが、隣の金峰山や八ヶ岳はかろうじて遠望することができた。が、しばらくすると、雲が湧きだし、あっという間に見えなくなってしまった。

「一瞬だったね」
「でも、見られて、よかった」
「ほんと、雲の中にいるみたい」

PRW-3000を方位計測モードにして、コンパスの北と地図の北をあわせる(右)。まわりに見える山々を同定する。「あそこに見えるのが、八ヶ岳かな~」(左)

初めての山頂からの景色に、みんな興奮しっぱなしだ。そんな彼女たちに、加賀谷さんからさらにプレゼントが。自らかついできたアコースティックギターで、なんと山頂ライブを披露してくれたのだ。加賀谷さんの歌声が、空いっぱいに広がっていく。彼女たちは思い思いのところに腰を下ろし、山の風と光とともに、加賀谷さんの澄んだ歌声を堪能していた。

山頂では「DAYS」と「雲の向こう」の2曲を聞かせてくれた。山の上で聞く歌は格別!