3月7日、東京都内のカシオ本社にて、同社の2014春夏・時計新製品発表会が行われた。「Sensing Performance ～先進のセンサー技術が切り拓く、時計の新たなパフォーマンス」というテーマのもと、カシオの最新技術を結集したG-SHOCK「GULFMASTER」(ガルフマスター)とともに来場者の目を引いたのが、PRO TREKの新作「PRW-6000Y」だ。

カシオ2014年春夏の時計新製品発表会

■「G-SHOCK」編 - "真の強さを追い求めるG"「GULFMASTER」初披露!
■「PRO TREK」「OCEANUS」編 - 具現化された進化形の1つ「PRW-6000Y」登場!
■「BABY-G」「SHEEN」編 - BABY-G 20周年記念シリーズ始動!

会場エントランスのテーマボードにもPRW-6000Yが登場

PRW-6000Yのパネルが掲げられたPRO TREKブース

PRO TREK代表的モデルを展示したショーケース

PRO TREK - より薄く使いやすくなったアナログ&デジタルの「PRW-6000Y」

20周年を迎えるアウトドアウオッチ「PRO TREK」のブースでは、発表間もない新作「PRW-6000Y」を展示した。PRW-6000Yは、高度、方位、気圧/温度を高速かつ高精度に計測できる、トリプルセンサーVer.3を搭載。高度を1秒間隔/1秒単位で計測できるだけでなく、方位を60秒間連続で計測したり、急激な気圧変化をアラームで通知する機能を持つ。

フェイスは、アナログとデジタルのコンビネーション。新開発の小型モーターを採用したことで、モーターの数が従来の2基から4基へと増加し、それぞれの針の独立駆動を実現した。また、モジュールに余裕が生まれたことで、液晶表示窓を大型化。計測モードのとき、針が液晶表示の上に位置する場合、各針を一時的に液晶表示の上から待避させて数値を見やすくする「針待避機能」も装備している。

ブラック×オレンジのPRW-6000Y-1

オレンジラインのイメージソースはレスキューツール?

これらの優れた機能とスマートアクセス、電波ソーラー、大型ボタンといった使いやすさを実装しながら、ケース厚12.8mmの薄型サイズを実現。カーボンファイバーインサートバンドのしなやかなフィット感ともあいまって、きわめて軽快な装着感だ。価格は64,000円(税別)で、3月発売予定。そのほかの概要は別記事『カシオ、アウトドアウオッチ「PRO TREK」新モデル - 「針逃げ機能」搭載』にてご確認いただきたい。

ブラック×グリーンは、PRW-6000Yの海外展開でのメインカラー

ブラック×グリーンモデルは、反転液晶が採用されている

文字板にパターンが刻まれていることがよく分かる

オレンジもいいが、グリーンも捨てがたい!

PRW-6000Yは、プロダクトカラーのブラック×オレンジに加え、ブラック×グリーンのカラーバリエーションも展示されていた。これとは別に、プロダクトカラーとは対照的なモノトーンカラーの「BLACK TITAN LIMITED」(PRW-6000YT)バージョンも用意される。ケースのステンレス部分とチタンバンドはブラックIP加工で、軽量かつ上質な装着感だ。価格は95,000円(税別)で、4月発売予定。

PRW-6000Yのインストラクションボード

モノトーンが渋い「BLACK TITAN LIMITED」

PRW-3000のBLACK TITAN LIMITEDは、反転液晶モデル