PRW-3000のおかげで目標が明確に

下りはじめる前に、PRW-3000で再び高度補正

下りも、こまめにPRW-3000の高度計を見ながら、「もう〇m下ったよ」、「残りは〇mだよ」とお互いに励まし合い、気持ちを切らさないようにして下っていった。登山口の瑞牆山荘に着いたのは、17時30分。みんな、ヘトヘトだった。

下山後、初登山の感想を聞くと、それぞれに苦労もあったが、充実感や達成感も強く感じているようだった。

瑞牆山の標高2,230mに合わせて、下りはじめる

初登山メンバー Tさん「今回、登山は初体験でした。かなり険しい山道や岩場がたくさんあり、途中で挫折しそうになりながらも(笑)、みんなで声をかけあって登りきることができたので、達成感がありました。

登山中、無意識に何度もPRW-3000を見る場面があり、『もうこんなに登ったんだ!』と励みになることも多かったですし、『あと何メートルだから、頑張ろう』とみんなで声をかけあいながら、進めたのが楽しかったです」

初登山メンバー Sさん「私も登山自体が初めてです。登山というと淡々と道を歩き続けるイメージだったのですが、起伏が激しかったり、景色が変わったり、そして何よりみんなと声をかけあって登ることができたので、想像以上に楽しめました。

ただ、山の中だと自分がどこにいて、残りの距離がどれくらいかをイメージしづらくて、心が折れそうになったりもしました。そんなときにPRW-3000があったことで、頂上まで残り〇mと具体的な目標がぱっと見て分かったので、頑張る気持ちになれました」

カシオの姜さん「実際にPRW-3000を登山で使ってみて、高度計を見ながら登っていると『頂上までもう少し』などと励みになりました。初めての登山で『こういう機能があったらいい』と考えるまでの余裕がなかったので、また山に登ってアイデアを出しつつ、ユーザーの皆さまに喜んでいただける製品を開発したいと思います」

カシオの半田さん「普段、広報部としてPRW-3000のPRを担当していますが、実際に着用して山に登ったことはありませんでした。今回の体験で、PRW-3000の機能面や使う人の気持ちをより理解できたと思います。高度や方位計測の正確さ、素早さの重要性を、肌で感じることができました」

登山口に戻ってきた5人。加賀谷さんはまだまだ元気いっぱい。さすが!
初登山&初リーダー、おつかれさまでした~

登山装備の中で、多機能時計の必須度は高くなかった。高度や方位が計測できなくても、「時間さえ分かれば、それで十分」と考えている人もいるだろう。しかし近年は、ザック、登山靴、レインウェアなどの基本装備に加えて、登山用の多機能時計や調理器具、サングラスといったアイテムを求める人が増えている。登山用の多機能時計も、必須装備の1つになりつつあるのだ。今回、SさんやTさんの話を聞いていても、PRW-3000の存在が支えになっていたことが分かる。カシオの姜さんと半田さんにとっても、登山初心者の目線でPRO TREKを使用したことは貴重な体験になったようだ。正確かつスピーディな計測機能を備えたPRW-3000は、山を縦横に歩ける登山経験者のみならず、これから山を登りはじめる超ビギナーにもぜひともおすすめしたい。