違う景色が見えた

店内では囲み取材も行われた。宮坂氏は「キャリアさんとはこれまでも一緒にお仕事してきたが、ここまで深くお話をする機会は、正直なかった。キャリアの人たちは、こういうことを考えてビジネスをやっているんだ、ということを知れた。内側から、違う景色を見ることができた。ヤフーからすれば、インターネットを使う人の数が増えれば業績にも好影響が出る。業界的にも、スマートフォンを持つ人が増えれば、スマートフォンでインターネットをやっているゲーム会社や、ECサイト運営者などが豊かになる。回り回って、結果的にインターネットビジネスが大きくなれば嬉しい。新しいキャリアが新しい切り口で展開して、ユーザーの裾野を広げていくことが大切。第4勢力として頑張っていきたい」とコメントした。

「いまはスマートフォンが最先端だが、5年後の主役はスマートフォンではないかも知れない。IoT商品などで裾野を広げつつ、新しいインターネットの形を模索していきたい」と宮坂氏

寺尾氏は「ヤフーには、足回り(通信デバイス)がなかった。イー・アクセスには、ネットサービスがなかった。ちょうどお互いが持っていないものを補う形で、事業の展開が始まった。我々(旧イー・アクセス)だけではできなかったサービスが、いろいろとできるようになる。将来、使いやすいインターネットはスマートフォンという形ではないかも知れない。ヤフーの力を借りながら、それを模索していきたい」と話し、今後の商品開発に期待を寄せた。

お互いが持っていないものを補う形で事業展開が始まった、と話す寺尾氏

孫氏は「シリコンバレーでは、この1年で500社以上のスタートアップが取り組みを形にしている。今年の暮れから来年にかけては、1000以上のプロダクトが出てくる。びっくりするような、これまで想像もできなかったような使い方の商品も出てくる。既成の概念をアンインストールしないといけない、と思うくらい。次の世界が見え始めている」と話した。ワイモバイルについては「アグレッシブで、決断のスピードが早い。日本で最新のIoT商品を展開する、業界を切り開いていく企業になると確信している」と評価した。

フォトセッションでは、3者ともIoT商品をアピールしていた

(記事提供: AndroWire編集部)