ワイモバイルは17日、都内で新商品発表会を開催。スマートフォンを含む新端末7機種と新料金プランを発表した。本稿ではその模様をお伝えする。ワイモバイルは、イー・アクセスとウィルコムが合併した新会社。8月1日からは、ヤフーとの協業により「Y!mobile」ブランドでサービスの提供を行う。

ワイモバイルが新商品発表会を開催。スマートフォンを含む新端末7機種と新料金プランを発表した

Y!の力で魔法をかける

発表会に登壇した同社 代表取締役社長CEOのエリック・ガン氏は「Y!には色んな意味がある。これからY!の力で、魔法をかけていきたい」と意気込む。先日、大手3キャリアが提供する新料金プランが出揃った。最近では格安SIMサービスを提供するMVNO各社も注目を集めている。こうした中、ワイモバイルが狙うターゲット層はその中間にいる層だという。エリック氏は「日本のスマホ普及率はまだ50%ほど。そのスマホを持っていない層に対して、楽しくenjoY!できるスマートフォンを提供していきたい」とアピールした。

登壇する、エリック・ガンCEO。Y!の力で魔法をかけていきたい、と話した

PHSは約550万契約で、Pocket WiFiは約450万契約。合わせると1000万契約となる。今後は、その契約者に加えてY!mobileとしてスマートフォンユーザーを獲得していきたい考えだ。

PHS、Pocket WiFiの契約者に加え、今後はY!mobileとしてスマートフォンユーザーを獲得していく