「Eyefi Mobi」はオフラインでも写真の閲覧や整理が可能

米Eye-Fi社のコファウンダーでエンジニアであるベレンド・オズチェリ氏によれば、「Eyefiクラウド」に写真をアップするとクラウド側で写真のサイズを、長辺2048ピクセル、1280ピクセル、640ピクセルの3種類にリサイズし、オリジナルの写真とあわせて4つのサイズで保存されるという。各デバイスから写真にアクセスすると、デバイスに最適な解像度で写真が表示されるので、容量の大きい写真データでアプリへの通信が遅くなることはないという。

発表会でEyefiの新サービスについて説明した、アイファイジャパンの田中大祐代表取締役社長(左)、米Eyefi社のマット・ディマリアCEO(中)、コファウンダーのベレンド・オズチェリ氏(右)

写真を1カ所に保存できることのほかに、アプリ「Eyefi Mobi」を使えば写真をオフラインで閲覧・整理できるのもメリットのひとつだ。同期した写真のサムネイルは、ネットにつながっていなくても「Eyefi Mobi」で見ることが可能となっている。また、旅行の帰りなどでデバイスを機内モードにしていても「Eyefi Mobi」上で、不要な写真の削除や、タイトル変更、写真のタグ付けといった操作ができる。オフライン時に行ったの操作は、ネット環境に接続して同期することで反映される。クラウドサービスの使い勝手は、ネットの接続環境に左右されがちだが、オフラインの時でも必要な操作ができるアプリがあるのは魅力的だろう。

「Eyefiクラウド」には、タグやアルバム機能もあるので写真を好きなように整理できる