ラトック、1台3役のルーター - バッテリーとUSB/SDストレージ機能を搭載

ラトックシステムは1日、バッテリーを搭載したポケットルーター「REX-WIFIMSD1シリーズ」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープンで、市場想定価格は「REX-WIFIMSD1-52」が税込7,980円、「REX-WIFIMSD1-26」が税込5,980円となっている。

REX-WIFIMSD1シリーズは、バッテリーを搭載した多機能ポケットルーター。本体のLANポートに有線LAN回線を接続することで無線LANルーターとして機能する。無線規格はIEEE802.11b/g/nに準拠し、セキュリティはWPA、WPA2、WPA&WPA2暗号化方式に対応。スマートフォンやタブレットのWi-Fi設定は、専用アプリ「WiConnect」で製品本体のQRコードを読み取って行う。最大5台の端末と接続できる。

microSDポートとUSBストレージ用のポートを備えており、USB/SD対応のWi-Fiストレージとしても利用できる。複数端末でデータの共有も可能だ。

バッテリー機能では、「REX-WIFIMSD1-52」がバッテリー容量5,200mAhで一般的なスマホ2回分、「REX-WIFIMSD1-26」がバッテリー容量2,600mAhで一般的なスマホ1回分の充電が行える。

サイズ/重量は、REX-WIFIMSD1-52が約W70×D23×H73mm/約149g、REX-WIFIMSD1-26が約W53×D23×H73mm/約90g。約4～9時間でフル充電される(使用するUSBポートにより異なる)。対応機種は、iOS4.0以降のiPhone、iPad、iPad Air、iPad mini、iPod touch、Android 2.3以降のスマートフォン/タブレット、Kindle Fireタブレット。