2014年6月28日、29日の2日間にわたって、千葉県・幕張メッセにて「次世代ワールドホビーフェア'14 Summer」が開催された。今年で通算40回目を迎えるこのイベントは、「日本最大級の子供のための展示会」をコンセプトに、小学館の漫画誌『コロコロコミック』や『少年サンデー』といった誌面、朝の情報番組『おはスタ』、さらには玩具やゲームなどのコラボレーションによる多彩なブース展開で、多くの子供たちから支持を集めている。

最も注目を集めていたのはやはり『妖怪ウォッチ』に関する展示。特に大混雑だったレベルファイブブース

子供たちから熱い視線を集めていたのは、やはり『妖怪ウォッチ』に関する展示だった。レベルファイブブースには、7月10日に発売を控える続編『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』の試遊コーナーが多数用意されていたが、整理券は早々に配布終了。それでもステージイベントやゲーム大会、オープニングテーマ「ゲラゲラポーのうた」を歌うキングクリームソーダのミニライブなど、さまざまな催しがさかんに行われ、大盛況だった。

『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』の試遊内容は、ストーリーをじっくり楽しむ一人プレイ、4人での協力プレイの2種類

来場者は小学生の男子が中心であるものの、小学生女子の姿も多く、巨大ジバニャンのバルーンをアイコンにしたレベルファイブブースは、2014年を代表するコンテンツへの成長を見て取れる盛況ぶり。「次世代ワールドホビーフェア'14 Summer」全体として見ても、『妖怪ウォッチ』はゲームだけでなく、アニメや漫画、玩具、キャラクターグッズ、音楽、カードゲーム、そのどれもがはずれなくヒットしており、この勢いはまだまだ続くことが予想される。

エンスカイブースでは『BIGぷくぷくシール』『ポリうちわ』などグッズを販売

バンプレストブースには、ミニストップなどで販売される「一番くじぷち」、そしてプライズの『妖怪ウォッチ』グッズを展示。「一番くじぷち」は2014年8月上旬に1回350円、プライス商品は2014年7月より展開されていく

バンダイやエンスカイ、バンプレストといったメーカーは玩具をはじめ、キャラクターグッズやカードゲームなどさまざまなジャンルで展開。一時期は発売される商品すべてが品薄という状態だったが、多彩な商品ラインナップとともに商品供給は徐々に回復しているという。

バンダイからは『妖怪ウォッチ』のカードゲーム『妖怪ウォッチ とりつきカードバトル』や、データカードダス『DCD妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア』が出展

可愛いらしいプラモデルシリーズは「ぷらもげきじょ~」として漫才の一コマのように展示

6月28日に第3弾として発売された『妖怪ウォッチ 03 ブシニャン』、そして今後発売が予定されている『妖怪ウォッチ 05 コマさん』

『ブシニャン』とともに発売された『妖怪ウォッチ 04 キュウビ』

『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、タイトルのとおり、『妖怪ウォッチ2 元祖』『妖怪ウォッチ2 本家』の2バージョンを同時発売。それぞれのバージョンには、登場妖怪などさまざまな違いがあり、パッケージ版には、それぞれここでしか手に入らない激レアな「ジバニャン」の妖怪メダル、「ジバニャン メダルニャイーン」(Zメダル/元祖)、「ジバニャン メダル コマニャチ」(Zメダル/本家)を同梱。ケータ、ジバニャン、ウィスパーといったおなじみのキャラクターに加え、謎の少年ケイゾウ、バッカでかいネコ妖怪デカニャン、妖怪界のスーパースター「古典妖怪」といった新たなキャラクターも登場。物語の舞台となる「さくらニュータウン」にもさまざまな仕掛けが用意され、妖怪同士で行われるバトルなども大きくパワーアップしている。

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