自宅で缶ビールを飲むときのスタイルはさまざまだ。缶のまま直接行く人、適当にグラスに注ぐ人、しっかりと泡を立てる人。個人的には、しっかりと泡を立てた方がビールを飲んでいる気がして、美味しいと思っている。筆者に同意見という方にオススメしたいのが、こちらのガジェット、グリーンハウスの「コク泡」だ。

グリーンハウス「コク泡」(実勢価格2,980円)

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これはビールを注ぐときに超音波を当てることで、よりきめ細かな泡が立てられるビアサーバーだ。350ml、500mlの缶ビールにセットすることができ、簡単にキレイな泡を作ることができる。

【左】缶ビールにセットするだけで使えるシンプルなサーバー 【右】泡を立てるときはレバーを倒すだけだ

【左】本体はハンドル部と超音波を発生するユニットに分解できる 【右】単3形乾電池2本で駆動する仕組みだ

ビアホールで注がれたビールのような口当たりのよい泡を楽しめる

さっそく使ってみた。まず缶のプルトップを開けて、「コク泡」本体を上から重ねて行く。最後の上部左側にあるレバーを倒すことで、カチッとロックできる。

ビールグラスを用意し、まずは普通に注いでいく。ここでは泡だたないようにグラスの縁を沿うように注いでいる。この状態で7割方注いだらグラスをテーブルに置こう。ここから泡を注いでいく。「コク泡」のハンドル上部にあるレバーを上部に倒しながらビールをグラスに注ぐときめ細かな泡が注がれていくのがわかる。バランス良く、泡をたてることができた。まるで本格的なビアホールなどで注がれた生ビールようだ。

【左】プルトップを開けた缶ビールに上からかぶせてロックする 【右】グラスを傾けて、泡だたないようにゆっくりとビールを注ぐ

コク泡」でいれたビールの口当たりはまさに「なめらか」のひとこと。泡が非常に細かいのだ。さらに泡だっているため、適度に炭酸ガスも抜けており、缶ビールを直接飲むよりもマイルドに感じられた。

【左】最後にレバーを倒して一気に泡を注ぐ。ビールに泡でフタをする感覚だ 【右】きめ細かな泡で、ビアホールで注いだビールのような口当たりが楽しめる

「コク泡」があれば、簡単に本格的な生ビールのような飲み口が楽しめる。缶ビールの口当たりの強さが苦手という方も生ビール党の方も、いろんな方にオススメできるガジェットだ。

さらに、先に紹介した「ストロングビアクーラー」で氷点下まで冷やしたビールを「コク泡」で注げば、まさに氷温の極旨ビールの完成。この夏はこれまで以上にビールを美味しくいただけそうだ。

そこで次回、第二弾として最近注目のキッチン家電を使って、ビールをより美味しく飲むためにかかせない、おつまみを作ってみたい。

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