今年もじめっと暑い季節がやってきた。地域によっては早くも30°Cを超す気温を早くも記録しているようだ。夏が近づいてくると、一気に需要が高まるものがある。エアコン、扇風機、かき氷……いやいや、何を置いてもビールなのだ。筆者は正直いって普段はあまりビールを飲まない。いわゆる乾杯ビール程度だ。しかし、夏だけはそれが変わる。まずビール、次もビール。そしてビールだ。そこで、自宅で飲むビールをもっともっと美味しくできる面白ガジェットを2つ紹介しよう。

冷蔵庫に冷えたビールがない!そんなときは……コレ!

自宅に帰って冷蔵庫を勢いよく開けたのに、冷えたビールがゼロ!そんな経験がある方も多いのではないだろうか。缶ビールを濡らして急ぎ冷凍庫に入れるなど、急速に冷やす方法もあるが、居酒屋などで飲むようなキンキンに冷えた味わいにはなかなかならない。

タカラトミー「ストロングビアクーラー」(実勢価格3,980円)

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そんなときに使いたいのが、タカラトミーの「ストロングビアクーラー」だ。構造は非常にシンプル。ケース内に氷と缶ビールを入れて、冷却モードを選択してスイッチを入れるだけ。缶ビールがケース内でぐるぐると回ることで冷やされるというものだ。セットすると2分半ごとにブラザーが鳴り、必要があれば氷を追加する。そして設定温度になると長いブザーが終了を教えてくれる。

【左】本体はモーター部とクーラー部、カバーで構成されている 【中】缶ビールを回転させるモーター部 【右】温度センサーを搭載。設定温度になったかどうかを計測している

【左】クーラー内に取り付けるアタッチメントと塩を入れるためのスプーンが付属 【中】モーターの駆動には乾電池が単3形の乾電池が3本必要 【右】本体前面のスイッチ部。レバーで冷却モードを選択しよう

実際に使ってみたところ、常温22°Cに置かれていた缶ビールは約6分で飲み頃の6°Cに冷やすことができた。冷凍庫で急速冷凍したときにあるような、缶は冷えているのに中はイマイチぬるいということもなく、一気に飲み干すことができた。

クーラーボックス内にアタッチメントを取り付け。350ml缶の場合はこのように取り付ける

500ml缶の場合のアタッチメントの取り付け位置。氷もよりたっぷりと必要になる