iPhoneの次は自分自身の環境設定

前述した設定でiPhoneは完璧にワールドカップ仕様となった。あとは自分自身をどれだけブラジルの環境に近づけるか。日本代表が6月15日にコートジボワールとの初戦を迎えた、レシフェの22時の気温は28度。

暖房28度、ものすごい熱風が吹き出した

エアコンの効いた部屋で声を枯らしたところで、その思いは届かないだろう。ということで約4カ月ぶりに暖房を起動。設定温度はもちろん28度だ。暑い……。これがアウェイの洗礼というものか。エコに反する行為かもしれないが、日本を応援するためということで、目をつぶって欲しい。

そして初戦当日、どうやらレシフェは土砂降りの雨のようだ。すぐに筆者はバスルームへ。怪訝な表情を浮かべる家族を横目に頭からスコールをかぶった。

濡れたシャツが張り付いて気持ち悪いが、これも日本代表と同じ気持ちになるため

環境は整った! いざ決戦!

準備は万端。暖房がゴーゴーと音を立てるなか応援にも力が入ったが……。結果はみなさんご存知の通り1対2の敗戦となった。

薄々気づいている読者も多いかと思うがiPhoneの設定をポルトガル語にしようが、服を着たまま頭からシャワーを浴びようが、サッカーの勝ち負けには関係ない。

ビショビショのシャツやパンツが物悲しい

とにかくガンバレ日本!!