日本エイサーは20日、レンズシフト機能を搭載したDLPプロジェクタ「H9505BD」を発表した。5月21日より発売する。価格はオープン。店頭想定価格は190,000円前後。

H9505BD

背面

プロジェクタの設置範囲を広げられる、レンズシフト機能を搭載したDLPプロジェクタ。同機能により水平方向に左右15%。垂直方向に5~30%の範囲で映像を投写できる。2D映像を3D映像で投写可能な「2Dto3D変換機能」を搭載。対応3D方式はフレームパッキング / サイドバイサイド / トップアンドボトム。

1,920×1,080ドットでの投写に対応し10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポートも装備。ネットワークプロジェクタとしての運用も可能で、同一ネットワーク内に設置すれば離れた場所から電源のオン/オフ、メニュー設定、音量調節などが行える。

主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,920×1,080ドット、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、コントラスト比が10,000:1。光源が280Wで、ランプ交換時間が標準で3,000時間、ECOモードで4,000時間、Extreme ECOモードで5,000時間。投写画面サイズが20~300インチで、投影距離が1~10m。アスペクト比が16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット。レンズは倍率1~1.5倍の手動ズームが可能。明るさがF2.45~2.9、焦点距離が22.18~33.27mm。

映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×2、コンポーネントビデオ×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。3W+3Wのスピーカーを搭載する。映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は手動で垂直方向のみ±40度の補正が可能。2倍のデジタルズームなどにも対応する。 3D用メガネとリモコンが付属し、本体サイズはW572×D247×H422mm、重量は10kg。