日本通信は17日、格安SIMサービスの「b-mobile X SIM」をリニューアルし、全3種のプランのうち2種の高速データ通信容量を増量すると発表した。対象となるのはプランIとプランN。4月25日以降、リニューアル後のプランに順次切り替える。格安SIMサービスが増えるなかで、他社に対抗するためと見られる。
「b-mobile X SIM」はプランI、プランN、プランBの全3種のプランから、変更手数料なしで、毎月任意のプランを選択できるデータ通信専用SIMサービス。リニューアルによって、プランIの高速データ通信料は毎月600MBから同1.01GBに、プランNは1日当たり40MBから同51MBに高速データ通信量を増量する。
現在、X SIMのプランI、プランNの利用者は、4月25日以降、ユーザーの起算日に合わせて順次リニューアル後のプラン内容に切り替わる。リニューアル後のX SIMは6月1日にパッケージ版が店頭で並ぶが、それまでに購入したユーザーについても、利用開始日が4月25日であれば新たなプラン内容でX SIMを使用することができる。
同社は今回の新プランの発表に合わせ、IIJ、NTTコミュンケーションズ、ビッグローブの各SIMサービスとの比較表も公表。各社がユーザー優遇のプランを発表するなかで、今回の発表により、少しでもユーザーメリットが大きなプランを用意したことを強調するものとなっている。
(記事提供: AndroWire編集部)