スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2014」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を4モデル、および2種類のコンセプトモデルを発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここではアウトドアウオッチ「PRO TREK」の続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。

希少な自然現象「グリーンフラッシュ」を表現したPRO TREK特別仕様

アウトドアウオッチ「PRO TREK」のバーゼルスペシャルは、やはりプレミアムライン「MANASLU(マナスル)」の最高峰モデル「PRX-7000/7001」をベースにした「PRX-7000GF/7001GF」だ。

こちらの見どころは「グリーンフラッシュ」。これは日の出や日没のとき、太陽が緑色の光とともに一瞬、またたくように見える自然現象だ。グリーンフラッシュは非常にまれな現象であり、それをイメージしているのがアウトドアウオッチ最高峰のMANASLUらしい。

秒針とモード針に緑の差し色を用い、サイドボタンに特別仕様のグリーンサファイアを埋め込んでいる。さらに、ベゼルやバンドには暗闇をイメージするブラックIP処理と、太陽をイメージするローズゴールドIP処理を採用している。

この写真では「緑」の雰囲気が分かりにくいと思うが、ブラックIP処理とローズゴールドIP処理は重厚感があってとてもキレイ。緑を散りばめた部分が少ないのも、レアな自然現象「グリーンフラッシュ」のイメージと合う