また、カメラは画素数こそ変わらないものの、画期的な機能が追加されている。それが、4k動画が撮影できることだ。4kとは3840×2160ピクセル(約800万画素)の解像度を持つ動画のこと。これまで主流だったフルHDが1920×1080ピクセル(約200万画素)なので、その違いは圧倒的だ。

4K動画の撮影にも対応

4kなんて高画質は必要ないという人もいるかとは思うが、光学ズームのできないスマホで擬似的にズームの役割を担ってくれるのはかなり便利である。

どういうことかというと、たとえば旅行などで4k動画を撮影したとしよう。Xperia Z2ではMHL3.0対応のテレビにケーブルで接続して4k動画を出力することができるので、大画面で思い出の動画を楽しむことができる。

この再生中に、Xperia Z2の画面をピンチ操作(画面をつまんで開いたり閉じたりする操作)すると、テレビに表示された映像を拡大することができるのだ。もとがフルHD程度の解像度で拡大すると、さすがに画質がかなり荒れてしまうが、4k動画であれば4倍に拡大してもまだフルHDと同等の解像度を保っている計算になる。

4k動画は必要ないという人も、フルHD動画に光学4倍ズームが加わったと考えれば、なかなかグッとくるのではないだろうか。