フォステクスは1月23日、パーソナル・アクティブスピーカー・システム「PM0.1」とアクティブ・サブウーファー「PM-SUBmini」を発表した。発売は1月下旬。標準価格は、PM0.1が8,900円(1セット)で、PM-SUBminiが13,200円(いずれも税抜き)。

「PM」シリーズのコンパクトアクティブスピーカー「PM0.1」

「PM0.1」

PM0.1は、デスクトップ向けのアクティブスピーカー。右側のスピーカーにアンプが搭載されており、左右のスピーカーは付属のスピーカーケーブル(長さ1.5m)で接続する。

使用されているユニットはφ5.5cmフルレンジドライバーで、振動板にはグラスファイバー素材が採用されている。ブーストマグネットの搭載により、小音量時でも引き締まった低域再生が可能だ。エンクロージャーは木製のリアバスレフ方式。周波数特性は80Hz~35kHzとなっている。アンプの出力は5W×2。

入力インタフェースはRCAピンで、右側のスピーカーに装備する。本体サイズはW86×D120×H175mm。質量は、右側が約775gで、左側が約675g。電源はACアダプターで、消費電力は約5W。

「PM」シリーズにマッチする小型アクティブサブウーファー「PM-SUBmini」

「PM0.1」と組み合わせた「PM-SUBmini

PM-SUBminiは、PMシリーズにマッチするアクティブサブウーファー。サイズ的には、2Wayアクティブスピーカー「PM0.3」にフィットするが、PM0.1と組み合わせてもOKだ。

使用されているユニットはφ13cmで、振動板には網目が大きく重量のある高剛性グラスファイバー素材を採用。同素材を使用したφ64mmの凹型形状センターキャップにより、大きな振り幅でも破綻が起こらない構造を実現している。ボイスコイルは4層巻きで低域再生に最適化されている。

エンクロージャーは密閉型。アンプはデジタル方式で出力は50W。再生周波数帯域は40Hz~150Hzで、60Hz~150Hzの範囲でクロスオーバー周波数の調整が可能だ。位相を反転させるフェイズスイッチも装備する。入力インタフェースはRCAピンジャック×1。

本体サイズはW200×D233×H185mmで、質量は約7.4kg。電源は、ACアダプターを使用しないAC 100Vで、消費電力は約15W。