Plextorは10日、米国ラスベガス開催の2014 International CES(CES 2014)において、次世代のSSD製品となる「M6」シリーズを発表した。

2.5インチSATA版「M6S」、mSATA版「M6M」、M.2 PCI Express版「M6e M.2」、HHHL(Half-hight/Half-length) PCI Expressカード版「M6e HHHL」という4種類のフォームファクタを用意し、容量はそれぞれ128GB / 256GB / 512GBの3種類。東芝製の19mm Toggle NANDフラッシュ、Marvell製の「88SS9183」コントローラを採用している。

「M6S」と「M6M」はSATA 3.0(6Gbps)に対応しており、「M6e M.2」と「M6e HHHL」は自動的にAHCIデバイスとして認識されるため、追加のドライバは不要。さらに、「M6e M.2」と「M6e HHHL」をUEFI対応システムのブートデバイスとして用いると、スタートアップ時間を大幅に短縮できるとしている。

シーケンシャルリード・ライト速度は、M6SとM6Mが520MB/秒・440MB/秒、M6e M.2とM6e HHHLが770MB/秒・625MB/秒。ランダム4Kリード・ライト速度(IOPS)は、M6SとM6Mが94,000・80,000、M6e M.2とM6e HHHLが105,000・100,000となっている。

2014 International CES(CES 2014)での展示(写真左)。写真右の左側から、2.5インチSATA版「M6S」、HHHL(Half-hight/Half-length) PCI Expressカード版「M6e HHHL」、M.2 PCI Express版「M6e M.2」、mSATA版「M6M」