欧州ソニーは7日(現地時間)、「BRAVIA」シリーズの新製品として、4K対応テレビ「X95/X9/X85」の3製品を発表した。価格は未定で、2014年春より欧州で発売する。日本国内での販売は現時点で未定。

「BRAVIA」シリーズの新製品として、4K対応テレビ「X95/X9/X85」の3製品を登場

「X95/X9/X85」3モデル共通の仕様として、従来の「BRAVIA」シリーズと同様に超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を搭載し、「TRILUMINOS Display」を採用する。HDMI 2.0を備えており、4K映像コンテンツの伝送をサポート。動画圧縮規格のHEVCにも対応する。このほかユーザーインタフェースを刷新し、YouTubeやPlayMemoriesなどの個人コンテンツを表示可能となった。

3モデルの中で最上位となる「X95」は、光と影のコントラストを増幅する新技術「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載。独自のアルゴリズムによって、より鮮やかな映像表現が可能となった。また、バックライトを正確に調光することで、消費電力を軽減している。ディスプレイサイズは85型のみ。

「X9」は、画面サイズが大きくなっても重心が安定するよう、新たに"Wedge"と呼ばれるフォームファクタを採用。従来よりも小さなスペースでも、かさばらずに設置できるようになった。光と影のコントラストを強調する「X-tended Dynamic Range」を搭載する。ディスプレイサイズは、55型、65型、79型の3モデル。

「X85」は「X-tended Dynamic Range」非搭載モデルで、ディスプレイサイズは49型、55型、65型の3モデル。

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