2013年も残りあとわずか……というわけで、今年ブレイクした(と筆者が感じた)家電&AV機器系のアイテムを、独断と偏見で振り返ってみたい。
健康志向のスロージューサーが本格的に普及した?
2012年6月にシャープが発売した「juicepresso(ジュースプレッソ) EJ-CP10A」は、普通のジューサーよりもゆっくり回転し、食材に含まれる栄養素を破壊しにくいスロージューサー。石臼のような構造が特徴で、食材を押しつぶしてジュースと残った繊維を分離する方式。水分が少なく硬い食材もジュースにすることができる。
EJ-CP10Aのヒットを受け2013年4月に発売したのが「HEALSIO(ヘルシオ) juicepresso EJ-CP10B」。フィルターと一体型のスクリューを採用することで、手入れが簡単に、また動作音も静かになった。
他社からも、これに近いコンセプトの製品が続々とリリースされている。直近では、東芝ホームアプライアンスが2013年12月25日に、新ブランド「BIOTY(ビオティ)」の第1弾製品として、「BIOTYクッキングスクイーザー JM-S10 」を発表した。JM-S10の特徴は、硬いものだけでなく軟らかいものも搾れる点。葉物モードを装備しており、薄くて搾りにくい葉物野菜から効果的にジュースを搾り取ることができる。
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油を使わない揚げ物? フィリップス「ノンフライヤー」
2013年4月にフィリップス エレクトロニクスジャパンが発売した「Philips Nonfryer(ノンフライヤー)」は、油ではなく高温の熱風によって、サクサクの食感の揚げ物を作れる調理器具。油を使用していないため、最大80%の脂肪分をカットすることが可能だ。
過熱水蒸気を使ったオーブンレンジの中にも、高温の熱風により揚げ物を作れる製品があるが、単体の専用機の方がコンパクトで取り回しもラクだ。また、これまでに存在していた油を使用するコンパクトなフライヤーとは異なり、揚げ物を作った後の油の処理が必要ないのもポイントだ。
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