東芝は6日(米国時間)、4K対応テレビの新製品として「L9400U」「L9450U」「L8400U」の3シリーズを発表した。米ラスベガスで開催中の家電関連見本市「International CES 2014」で参考展示する。価格は未定で、今夏より出荷する予定。

いずれも第3世代のCQ 4Kエンジンを搭載し、音声操作によるチャンネル変更や音量調整を行える。また、低音を増幅することで、より臨場感のあるサウンドを楽しめるラビリンススピーカーシステムを備える。

「L9400U」シリーズでは、同社初となるRadiance Full Array LEDパネルを採用。より明るく色鮮やかに画像・映像を表示可能になった。また、リフレッシュレートが240HzのClearScanを搭載しており、アクション映画など動きの速い映像でも高品質に表示できるという。ラインナップは58型と65型の2モデル。

「L9450U」シリーズは、「L9400U」の大画面モデルでディスプレイサイズは84型。このほかの主な仕様は「L9400U」と同様。「L8400U」シリーズは、「L9400U」のLEDパネル非搭載モデル。このほかの主な仕様は「L9400U」とほぼ同様だが、リフレッシュレートは120Hzとなっている。ラインナップは50型と58型の2モデル。

なお、東芝アメリカ情報システム副社長であるScott Ramirez氏は「2014年、東芝は4K対応テレビにHDMI 2.0を組み込んで60fpsの4K映像コンテンツの伝送をサポートし、著作権保護の最新バージョンであるHDCP 2.2も実装する。また、動画圧縮規格のH.265 HEVCにも対応し、4K映像コンテンツを直接テレビにストリーミング可能にする。これらは、期待を超えるHD体験を創りだす」と語っている。