2013年、マイナビニュース エンタープライズchではどんな記事が読まれたのでしょうか。この1年の上位ニュース記事をまとめてみました。

最も読まれた記事は"iPad mini"

エンタープライズchで最も読まれた記事は、4月1日の「米特許庁、「iPad mini」登録出願を拒絶 - 製品を記述したにすぎない」でした。

ほかにも「iPhone、ブラジルでの商標権は地元企業に」や「JR東日本、全乗務員にiPad miniを配布 - 約7,000台を導入」など、今年もアップル製品が話題を振りまいた1年でした。

2位と3位はセキュリティ関連の話がランクイン

2位は8月16日の「マイクロソフト、不具合発覚で更新プログラム「MS13-061」の配信を一時停止」、3位は「LIXILのトイレ操作アプリに脆弱性 - 使用中に蓋の開閉やビデが行われる恐れ」。

いずれも、セキュリティに関する話。この後にも様々なネットセキュリティに関する話が多く登場しますが、自分の個人情報などに関わる問題として多くの読者が関心を寄せていたことが見て取れます。

Surfaceは年末に「2」も登場

4位は「日本マイクロソフト、Windows 8 Pro搭載の「Surface Pro」を9万円台で提供」。

3月に「マイクロソフトのタブレットが3/15に日本上陸、Surface RT 32GB/49,800円」、6月に「マイクロソフト、Surface RTを1万円の値下げ - 「値上げのiPadを叩く」」、10月に「日本MSがSurface 2シリーズを発表 - アクセサリの拡充で独自の世界観を構築」など、Surface関連でも多くの話題をマイクロソフトは提供していました。

ISPサービス「OCN」への不正アクセス

5位は「OCNの認証IDとパスワードが悪用された不正アクセス、原因は"ルーター"」。

OCNの不正アクセスに関する記事では「OCN、不正アクセスに伴うサービス運用状況更新 - パスワード変更方法も紹介」「OCN IDに再び不正アクセス、情報流出などの被害は調査中」「OCN IDサーバーに不正アクセス、最大約400万のID情報流出の可能性」「OCNで不正アクセス - 第三者により認証パスワードが変更」なども多く読まれていました。

5位はソニー

5位はソニーの文教向けモバイルソリューション「ソニー、世界最薄・最軽量の13.3インチ デジタルペーパーを発表」。

文教向けだけではなく、会議などでも紙資源の節約になるとしており、ソニー製品ということもあり、多くの関心を集めていたようです。

様々な企業が攻撃を受けた1年

6位は「不正ログイン事件の急増要因は"アカウントリスト攻撃" - トレンドマイクロ」。

この記事は、トレンドマイクロが発表したレポートですが、直後に「「2ちゃんねるビューア」に不正アクセス - 個人情報が流出」といったニュースがあったほか、「最大2200万件のID流出の可能性 -Yahoo! JAPANのID管理サーバに不正アクセス」「CA、Amebaの24万3266アカウントに対する不正ログインを確認」「グリー、約4万件の不正ログインを発表 - 該当アカウントの利用を一時停止へ」「LINE、不正アクセスを行った国外在住者を特定 - 個人情報流出は確認されず」など、名だたるネット企業が被害を受けています。

ネット企業だけではなく、「セブンネットに不正アクセス - 15万165件のクレジット情報が閲覧された恐れ」や「中日ドラゴンズ公式サイトに不正アクセス - 個人情報が閲覧された可能性」などでもアカウントリスト攻撃が原因と思われる不正アクセスが行われており、2014年も引き続き注視する必要がありそうです。

なお、セキュリティに関する記事では「Android端末を強制ロックする偽ウイルス対策アプリが登場 - シマンテック」や「Windows/Officeに対するゼロデイ攻撃が発生、早急な対策を - マカフィー」も注目されていました。

スマートフォンに対する注目度は依然として高い?

7位は「スマホ人気はiPhoneの牙城崩れる - XperiaやAQUOS Phone、ARROWSが人気」。

スマートフォンメーカーやOSのシェアに関する記事は、いずれも高い注目を集めていましたが、その一方で「フィーチャーフォンユーザーは、なぜスマートフォンを購入しないのか?」という調査結果についても人気を集めており、フィーチャーフォンから移行しない理由が挙がっています。

Windowsの移行問題にも関心集まる

最後は「双日システムズ、Windows XPから7/8への移行向けにIE6互換ブラウザを開発」。

マイクロソフト、来年4月のXPサポート終了に向け移行支援 - リミットは9月」や「新Office 365がリリース - Officeのフルパッケージを月1,030円から利用可」といった、Windows XPサポート終了に合わせた関連情報の記事が多くの関心を集めていました。

XPのサポート期限は2014年4月9日。サポートが終了すると、セキュリティホールが修正されずにPCが危険な状態になるため、Windows 7以降のOSを購入したり、PCの買い替えといった対策を必ず行ってくださいね。

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