最初に手にした時に実感したのが、本体の高級感や質感がグンと向上していること。失礼を承知でいわせていただくと、前モデルのIconia W3は全体的にプラスティッキーな印象を受け、「この価格であればしかたない」という割り切りも少なからずあったかに思う。だが、Iconia W4はヘアラインの入った外装を用いており、「この値段でこのクオリティ」と感じさせてくれる仕上がり具合だ。

iPhone 5と並べてみると、Windows 8.1搭載マシンとして、そのコンパクトさが分かる

背面のヘアライン加工が、Iconia W3以上の高級感を醸し出している。背面カメラは500万画素、前面カメラは200万画素だ

microHDMI×1、microUSB 2.0×1、microSDメモリーカードスロット、オーディオポートなども、本体を縦に持った時に最適な配置になっていると思う。USB給電の際にケーブルが邪魔にならず、ボリュームコントロール、microHDMI、microSDメモリーカードスロットが右側にまとめられているので、操作性も良好だ。筆者は手が小さく指も短いのだが、「Iconia W4」はしっかりとホールドして手に持つことができるのも嬉しいところ。この本体サイズであれば、女性でもしっかりと支えて持てそうだ。

言い遅れたが、Iconia W4の充電はmicroUSBポートで行う。Iconia W3は専用ACアダプタだったので、利便性が大きく向上している。microUSB出力できるUSB-ACアダプタが使えるし、いざとなったらモバイルバッテリで緊急充電も可能だ(こうした機器はスマートフォンと一緒に持ち運んでいる人が多いと思う)。

本体下部には、左右にスピーカーが配置され、中央やや右寄りにmicroUSBポートとオーディオポートが。本体を縦にして使用する際に、ケーブル類が邪魔にならない

本体右側側面には、microSDメモリーカードスロットとmicroHDMIポート、ボリュームコントロールボタンが配置されている

男性にしては小さな筆者の手でもワシッとホールドできる。指に本体フレームが引っ掛かり、安定性も高く感じた

筆者が最大の真価を感じたのが、液晶の美しさだ。8型(1,280×800ドット)で5点マルチタッチに対応し、光沢IPS液晶ゆえの明るさや色鮮やかさはもちろん、視野角が上下左右170度と広くなり、見る角度による色合いの変化が格段に少なくなっている。蛍光灯や直射日光などが組み合わさり、液晶画面にとって辛い環境の1つである電車内でも、その性能向上を実感。普段であれば画面が見づらくなるシーンでも、視認性を維持してくれた。

視野角の広さも特筆すべきポイント。水平に近い位置から画面を見ても、高い鮮明さを保っている

Windowsボタンはメカニカルで、きちんとしたクリック感がある

Iconia W4はUSB給電が可能なので、持ち運びにも必要最低限のアイテムで携行可能。写真は左から本体、USBケーブル、Micro USB-USB変換ケーブル、USB-ACアダプタ