マイクロソフトは6日、12月11日に提供するセキュリティアップデートの事前情報を公開した。「緊急」5件、「重要」6件となる計11件のセキュリティ情報が公開されている。11日に「12月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。

今回公開された、深刻度が「緊急」となる5件の内容は、いずれもリモートでコードが実行される恐れがあるもの。Windows OSやMicrosoft Office、Microsoft Lync、Internet Explorer、Microsoft Exchangeなどがこの影響を受ける。また、「重要」の6件は、OfficeやWindows、開発者ツールなどにて、リモートでのコード実行のほか、特権の昇格や情報漏えい、セキュリティ機能のバイパスが起こり得る脆弱性に対処する。

2013年12月のセキュリティ情報 事前通知の概要