JVCケンウッドは11月28日、AVナビゲーション「彩速ナビ」の新モデル「MDV-X701」「MDV-X701W」を発表した。発売はMDV-X701が12月中旬で、MDV-X701が2014年1月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は100,000円前後。

上が「MDV-X701」で、下が「MDV-X701W」

MDV-X701は標準の180mm幅で、MDV-X701Wはトヨタ・ダイハツ車の一部で採用されているワイドコンソールに対応した200mm幅。いずれも、ディスプレイはホワイトLEDバックライトの7V型WVGA(800×480ドット)液晶パネルを採用している。

2モデルとも、"彩速コンセプト"を継承したスタンダードクラスのモデルで、「ジェットレスポンスエンジンIII」による高速レスポンスが特徴。スマートフォンのように、フリックやドラッグなどのタッチ操作で地図のすばやいスクロールを行うことができる。また、デュアルコアCPUの採用により、複数のプロセスの同時処理もスムーズに行うことが可能だ。

Bluetoothに対応しており、スマートフォンでのハンズフリー通話が可能だ。また、スマートフォンの音声認識機能と連携することも可能。iPhoneでは、電話・メール・音楽再生・天気予報の確認などの操作を行うことができる。Android OSを搭載したスマートフォンでは、音声ダイヤルや、音声対話アシスタントアプリケーション「mia」を使用した端末操作、オリジナルアプリ「VOIPUT(ボイプット)」による住所・フリーワード検索での音声入力が可能だ。

搭載している光学ドライブはDVD。USBとSDメモリーカードスロットも装備しており、SDカードにはCDからの4倍速ダイレクト録音も可能だ。チューナーは、地上デジタル/ワンセグ放送用とAM/FM用を搭載する。