10月17日(以下、すべて現地時間)、Dropboxは自社フォーラムで専用クライアントをバージョン2.4.3へ更新したことを明らかにした。安定版となるバージョン2.4.0を9月27日にリリースし、続く10月4日にはバージョン2.4.1、同月12日にはバージョン2.4.2と、精力的なバージョンアップを続けている。今回もスクリーンショット保存機能が正しく動作していない問題や、ごく一部の環境で同期処理が続いてしまう問題を修正。さらにマイナーなバグをいくつか修正したという。

バージョン2.4.3の設定ダイアログボックス。今回もバグ修正が中心となる

また実験版としてバージョン2.5.25をリリースしたことを、同フォーラムの別スレッドで明らかにした。バージョン2.5.xは、セットアップウィザードを再設計し、通知領域に格納したアイコンメニューから同期の一時停止機能を追加。新しいWindowsインストーラーを採用しつつ、同期設定の選択に関するUI(ユーザーインターフェース)を改善する予定である。今回の実験版もバージョン2.4.3と同じく、ごく一部の環境で同期処理が続いてしまう問題を修正した。

バージョン2.5.25では、コンテキストメニューではなくポップアップウィンドウ内で<同期の一時停止>が選択できる

バージョン2.5.25の設定ダイアログボックス。基本構成は同じだが細かい修正が加わっている