Dropboxは9月18日(現地時間)、次期安定版クライアントとなるバージョン2.3.2 RC(Release Candidate version:出荷候補版)をフォーラム内で公開した。本バージョンでは、OS X Mavericks(マーベリックス)上での通知ミスや、OS Xのツールバーから表示されるはずのメニュー項目の欠落、データベースエラーによるクライアント側の再インデックス作成など、いくつかのバグを修正した。

設定ダイアログには、スクリーンショットの自動アップロード機能に関する設定項目が用意されている

バージョン2.3.xの開発は以前から進められており、スクリーンショットを自動的にDropboxへアップロードする機能や、フォルダーのコンテキストメニューにDropboxへアップロードする項目が追加される。また、iPhone接続時の自動インポート機能やOS X Mavericksをサポートし、大容量ファイルのアップロード/ダウンロードも高速化する予定だ。

バージョン2.3.2 RCをインストールすると、コンテキストメニューに<Dropboxへ移動>が加わり、任意のフォルダーをDropboxへ追加可能になる

なお、執筆時点での安定版はバージョン2.0.26で、これらの機能は利用できない。また、9月19日(現地時間)には、iOS向けのDropboxを更新し、バージョン2.3.2を付けているところを踏まえると、近いうちに同バージョンが安定版として公開されるだろう。