9月30日(現地時間)、Microsoftは公式ブログ「Inside SkyDrive」で、Windows 8.1とSkyDriveの融合を実現するために組み込まれた機能「PlaceHolder(プレースホルダー)」を「smart files(スマートファイルズ)」という名称で呼んでいることを明らかにした。SkyDriveアプリ担当グループプログラムマネージャーのMona Akmal(モナ・アクマル)氏は、「オンラインストレージのニーズはHDD(ハードディスクドライブ)よりも早く成長し、スマートファイルズを発明した」と記事で述べている。

MicrosoftはWindows 8.1プレビューの利用者が、ファイルをローカルストレージに保存するタイプと、オンラインストレージのみを利用するタイプに分かれいたという。後者はスマートファイルを利用することで、スマートファイルズ非利用者よりも80パーセント未満のディスク容量を確保できた、とAkmal氏は説明した。

また、記事ではスマートファイルズの利用例として、SkyDrive上にアップロードした画像のOCR(光学式文字読み取り)機能にも触れ、スマートファイルズとSkyDriveの利便性をアピール。記事には、同社のシニアマネージャーであるLarry Larsen(ラリー・ラーセン)氏が聞き役として、SkyDriveおよびスマートファイルズに関するインタビューを行う動画も掲載された。

画面右がLarry Larsen氏(動画より抜粋)

SkyDriveの画像編集機能も紹介された(動画より抜粋)

別の動画ではSkyDrive上のOCR機能も紹介していた(動画より抜粋)

YouTubeに公開された「SkyDrive in Windows 8.1」(動画より抜粋)

なお、同記事掲載と同じタイミングでYouTubeのskydrivevideosチャンネルには、「SkyDrive in Windows 8.1」という1分ほどの動画も公開され、SkyDriveのイメージCMとして同サービスをアピールしている。