ソフトバンクモバイルは9月30日、2013~14年冬春商戦向けのスマートフォン新製品「ARROWS A 301F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。10分の充電で一日使用できる超急速充電に対応したモデルで、2013年12月上旬以降に発売する。

ARROWS A 301F(富士通モバイルコミュニケーションズ製)

約5.0インチフルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイを搭載したスマートフォンで、10分の充電で一日、フル充電で三日間使用可能なバッテリを搭載する点が特徴。端末本体は、ダイヤモンド粒子を使用し、通常塗装の3.5倍の摩擦に対応する「ダイヤモンドタフコート」を塗装することで、傷つきにくいよう配慮。堅牢なセキュリティーを実現する富士通独自の「スマート指紋センサー」も搭載する。

CPUは2.2GHz・クアッドコアの「MSM8974」で、内蔵メモリは64GB/2GB(ROM/RAM)。最大64GBのmicroSDXCカードを外部メモリとして利用できる。バッテリ容量は2,600mAh。OSはAndroid 4.2。寸法・重量は約70×141×10.3mm・約157g(ともに暫定値)で、IPX5/IPX8相当の防水性能も備える。カラーバリエーションはコンフォートホワイト、ブラック、ピンクの3色。

コンフォートホワイト、ブラック、ピンクの3色展開

機能面では、オートフォーカス、手ぶれ補正に対応した約1,310万画素のCMOSカメラを搭載。約125万画素(CMOS)の前面カメラも備える。カメラ機能としては、環境に合わせて最適な色補正を行う「パーフェクトチューニング」、被写体との距離に応じてフラッシュの輝度を自動調整する「インテリジェントフラッシュ」、カメラを構えた時の姿勢を検出して素早く正確に被写体を検出できる「クイックフォーカス」などが利用可能。

このほか、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz、5GHz)、Bluetooth 4.0、NFC、おサイフケータイ、GPS、赤外線通信(IrDA)、フルセグ、ワンセグ、テザリング、緊急速報メール、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」なども搭載する。通信面では、同社の高速通信サービス「SoftBank 4G LTE」および「SoftBank 4G」に対応した「Hybrid 4G LTE」が利用でき、下り最大110Mbpsの高速通信が可能。

(記事提供:AndroWire編集部)