HDMI Forumは4日、HDMI バージョン2.0の規格概要を発表した。帯域幅を最大18Gbpsに拡張し、4K@50/60 (2160p)の映像や32チャンネルの音声出力などをサポートする。従来のHDMI規格との互換性を持つ上位規格として位置づけられる。

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21:9のアスペクト比に対応し、オーディオのサンプリング周波数は最大1,536KHzとなる。複数の映像や音声を伝送する機能が充実しており、2本の映像ストリームを同一画面に表示できるほか、4本までの音声ストリームを同時に伝送することが可能となる。

その他、ダイナミック自動リップシンクやCECの拡張などの新機能も用意される。HDMI 2.0における新型ケーブルやコネクタは定義されていないが、現行のHDMIハイスピードケーブル(カテゴリ2)が対応する模様だ。

HDMI Forumは88社が参画しており、ソニー、シリコンイメージ、フィリップス、シャープ、NVIDIA、LG電子、日立、サムスン電子、パナソニック、アリス、アップルのメンバーが取締役会を構成している。