KATANAの魅力はなんといっても、14型で3,200×1,800ドットというとてつもない解像度を誇るIGZO液晶パネル。春モデルまでのLIFEBOOK UHシリーズは、同じ14型でも1,366×768ドットの液晶で、それが不満点でもあったのだが、KATANAで一気に払拭した。1インチあたりのピクセル数は262ppiと、東芝「dynabook KIRA V832/28HS」の221ppi、アップル「MacBook Pro Retina 15」の227ppiを大きく上回っている。
IGZO液晶は発色が鮮やかで、IPSパネルのようなギラギラした印象も受けない。262ppiの精細さにより、ドットの存在を全く感じないため、写真の観賞にこれ以上の選択肢はないだろう。10点マルチタッチ対応でグレア仕上げになっているため、表面に周囲の光が映りこむが、画質を損ねるほどのレベルではない。
なお、3,200×1,800ドットの解像度をそのままドット・バイ・ドット表示させると視認性が悪すぎるため、KATANAのDPIスケーリングは標準で150%に設定されている。別途ユーティリティをダウンロードすればワンタッチでスケーリングを変更することも可能になっている。
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ごみ箱のアイコンをカメラで接写しても、文字のギザギザ感が全く感じられない。ごみ箱の縦の長さは約7mm。標準状態でもアイコンはかなり小さい |
「かんたんサイズ設定」をDLして導入すると、DPIスケーリングをワンタッチで変更できる。スケーリングの設定値は上から144%、165%、211%となる |
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