Beats Electronicsは7月12日、「Studioオーバーイヤー・ヘッドホン」シリーズの新ラインナップとして、「EKOCYCLE」モデルの「beats by dr. dre "EKOCYCLE Studio"」(以下EKOCYCLE Studio)を発表した。7月下旬発売で価格はオープン。推定市場価格は32,800円前後。

「beats by dr. dre "EKOCYCLE Studio"」

EKOCYCLEは、米コカ・コーラとアーティストのwill.i.amが始めた運動。リサイクル素材で新しいものを作ることで、分別・リサイクルに対する消費者の意識を高めることを目的としている。EKOCYCLE Studioは、全体の約31%がペットボトルからのリサイクル素材で作られているが、ヘッドホンの機能や性能に関しては、既発売のStudioオーバーイヤー・ヘッドホンから変更されていない。

Studioオーバーイヤー・ヘッドホンは、Dr.Dreと産業デザイナーのRobert Brunnerによって、デジタルミュージックをリアルに表現するヘッドホンとして開発された製品。アクティブノイズキャンセル機能や折りたたみ機構など、外出時の快適なリスニングのための装備も搭載している。

コードは着脱式で、3ボタンマイクケーブルとストレートケーブルの2本が付属。長さはいずれも1.3mだ。コードをのぞいた質量は約270g。ノイズキャンセリングシステムとアンプを動作させるための電源は、単4形電池×2本だ。

また、Beats Electronicsでは、「Beats Mixr」シリーズのネオンカラーモデルも同時発表している。発表されたカラーはNeon Green(ネオングリーン)、Neon Orange(ネオンオレンジ)、Neon Pink(ネオンピンク)、Neon Yellow(ネオンイエロー)、Neon Blue(ネオンブルー)の5色。発売は7月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は27,800円前後だ。

Beats Mixr」シリーズのネオンカラーモデル。上段が左から、Neon Green/Neon Orange/Neon Pinkで、下段が左からNeon Yellow/Neon Blue

Beats Mixrは、Dr.DreとDavid Pierre Guettaによって開発された軽量コンパクトな密閉型ヘッドホンだ。独自開発の振動版を採用したφ40mmドライバーを搭載。豊かな低域とスムーズな中高域の再生が可能で、DJプレイ時も高い精度のモニタリングを実現する。片耳でのモニタリングを行うための270度回転式イヤーカップも装備。コードは着脱式で、3ボタンマイクケーブル(約1.3m)とカールコード(約1.6~1.9m)の2本が付属する。