8月16日に米国で公開される映画「JOBS」の劇場用トレーラーが公開された。

JOBSは、Apple Computerを興し、Appleから追い出され、破産の危機に瀕していたAppleに復帰して再興させた故スティーブ・ジョブズ氏の生涯を描いた伝記映画だ。ジョブズ氏を演じるのはアシュトン・カッチャー、監督はジョシュア・マイケル・スターン。

劇場用トレーラーは、学生時代のジョブズ氏が裸足でキャンパスを歩くシーンから始まり、ガレージでの起業、上場、解任、復帰、そしてジョブズ氏がThink DifferentキャンペーンのテレビCM「Crazy Ones」のナレーションを行うシーンで終わる (テレビCMではリチャード・ドレイファスのナレーションを採用)。「タイプフェースは急を要する問題ではないでしょう」と発言した社員に、ジョブズ氏が間髪を容れずに「出てけ!」と返すシーンが挟まれているなど、JOBSの見どころを2分19秒に凝縮している。

JOBSは1月にサンダンス映画祭でプレミア上映され、4月19日に米国公開される予定だったが、宣伝期間を伸ばすといった理由から8月16日に延期された。