レノボ・ジャパンは18日、NTTドコモの高速通信Xiに対応したWindows 8搭載タブレット「ThinkPad Tablet 2 for DOCOMO Xi)」を発表した。法人向けタブレットとなり、NTTドコモ法人部門などが販売する。ペン搭載、非搭載の2モデルを用意。予約開始は本日18日から。7月中旬の出荷を予定している。

ThinkPad Tablet 2

同端末は、「ThinkPad Tablet 2」とNTTドコモの高速通信Xiを組み合わせた法人向けの10.1インチタブレット。情報セキュリティを強化する有償サービスとして、WinMagicのディスク暗号ソフトウェア「SecureDoc」(8月より販売)、Absolute Softwareの「Computraceサービス」に対応する。「SecureDoc」は、端末上の全データの暗号化、起動制御、ロック、遠隔からのデータ消去などを管理し、紛失・盗難時のデータ漏洩を防ぐことが可能。「Computraceサービス」は、デバイスが盗難や紛失に遭った際、遠隔地よりデータを削除したり、ロックして第三者による悪用を防ぐことができる。

同端末の主なスペックは次のとおり。OSはWindows 8 Pro(32bit)、CPUはIntel Atom Processor Z2760で動作周波数は1.8GHz。ディスプレイにIPS液晶(1366×768ピクセル)を採用する。メモリは2GB、フラッシュメモリは64GB。カメラはメインが800万画素、サブが200万画素。インタフェースはIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0に対応。Mini HDMIポート、USB2.0(×1)、Micro USB(×1充電専用)、MicroSDカードリーダ、マイク/ヘッドフォンなど。サイズ/重量は、262.6x164x9.8mm/約570g(ペン搭載モデル約600g)。カラーはブラックのみ。