あの「COSMOS」が普通のサイズに

Cooler Masterの「COSMOS SE」は、あのフラグシップケース「COSMOS」の小型版だ。"小型"とは言っても、それは従来のCOSMOSに比べての話で、SEはATXも入る普通サイズのケース。COSMOSの大きさに諦めていた人には朗報だろう。7~8月の発売予定で、価格は160ドル前後となる見込み。

普通のサイズになった「COSMOS SE」。COSMOSの特徴的な外観は引き継いでる

このサイズでも、ケース内部に3台のラジエータを格納していた

小さくなったとは言え、そこはCOSMOSの名を冠する製品。冷却能力の高さは健在で、SEは3台のラジエータが搭載可能だ(フロントは36cm、トップは28cm、リアは12cmまで対応、ただしフロントは3.5インチベイと排他利用となる)。ファンは8個まで搭載できる。

「N200」は、メッシュのフロントパネルが印象的なマイクロATXケース。マイクロATX用のミニタワーながら、フロントに24cmサイズのラジエータを内蔵可能で、またグラフィックスカードは最長35.5cmまで利用できる。小さいながらも高性能なPCを組むのにいいだろう。こちらの価格は55ドル程度になりそうだ。

フロントがオールメッシュの「N200」。ミニタワーながら拡張性は高い

ここにラジエータを搭載可能。シャドウベイは2.5インチ×4、3.5インチ×3

次ページマイクロでも大型ラジエータを2つ内蔵