日本マイクロソフトは7日、Windowsタブレット「Surface」シリーズの新製品として、Windows 8 Proを搭載した「Surface Pro」の販売を開始した。価格は128GBモデルが9万9,800円、256GBモデルが11万9,800円。256GBモデルは他国に先行しての販売となる。

Surface Pro

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Surface Proは、Windows 8 Proを搭載した10.6インチ(1920×1080ピクセル)サイズのタブレット型PC。日本市場向けモデルでは、Office Home and Business 2013(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook)を標準搭載し、仕事/プライベートを問わずに使用することができる。

筐体にはマグネシウム合金のVaporMgを使用し、背面には本体と一体型のキックスタンドを備える。キックスタンドを立てると自立し、動画鑑賞やWebカメラを利用したビデオチャットなどで役立てることができる。ビデオチャットがしやすいようにWebカメラが22度の角度になるように調整されている。

入力はSurface RT同様に、別売のタッチカバー/タイプカバーからも行うことが可能。さらに、同製品には、電磁湯同方式の専用ペンが付属しており、手書きのメモを文字に変換したり、資料に手書きのサインを入れたりできるほか、書いた線をペンのお尻でこすると消しゴム機能になり、鉛筆のように使うことができる。ペンには強力なマグネットがあり、本体の側面につけて持ち運べるようになっている。

主な仕様は以下のとおり。CPUはインテルCore i5プロセッサー、ディスプレイは10.6インチで高強度のCorning Gorilla Glass 2.0を採用。メモリは4GBで増設は不可。内蔵ストレージは128G/256GBの2モデルに分かれる。カメラはフロントおよびリアにHD720p LifeCamを計2つ搭載。外部インタフェースは、USB3.0×1、ミニディスプレイポート×1、microSDXCカードスロット×1、ヘッドホンジャック、カバー端子。無線LANは802.11a/b/g/n準拠、Bluetooth 4.0。サイズ/重量は、約275x173x14(mm)/約907g。

販売店舗は以下のとおり。オンラインショップのMicrosoft Storeほか、エディオン全店および100満ボルトの主要店舗、ケーズデンキグループが展開する主要店舗、ビックカメラおよびそのグループ会社、ヤマダ電機およびそのグループ会社、ヨドバシカメラ。