日本マイクロソフトは29日、タブレット製品「Surface」シリーズの新モデルとして、Windows 8 Pro搭載の「Surface Pro」を発表した。CPUは第3世代Intel Core i5で、ストレージのSSD容量によって128GBモデルと256GBモデルを用意。6月7日より発売し、価格は128GBモデルが99,800円、256GBモデルが119,800円。これらの価格はSurface Pro本体のみの価格となる点に注意(キーボードを含まない)。
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今回の日本市場向けモデルでは、Office Home and Business 2013(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook)を標準搭載。さらに、256GBモデルは他国市場に先行しての発売となる。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5、メモリが4GB、ストレージが128GBまたは256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、microSDXCカードスロット、ヘッドホン端子、ミニディスプレイポート、ステレオスピーカー、マイク、720pフロント/バックWebカメラ。内蔵センサーは、光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、デジタルコンパス。
10.6型の液晶ディスプレイは、解像度が1,920×1,200ドット(フルHD)、10点マルチタッチ対応。デジタイザペンが同梱される。本体サイズは約W275×D173×H14mm、重量は約907g。
なお、日本マイクロソフトのWebサイトでは、CPUの型番やバッテリ駆動時間は公開されていない。今回の「Surface Pro」発表会で展示されていたデモ機では、CPUはIntel Core i-3317U(1.70GHz)だった。バッテリ駆動時間は、あくまで一例の体感的なものとして、だいたい4時間~5時間程度とのこと。
オプションのキーボード製品には、厚みが3mmという感圧式キーボードを備えたタッチカバー(ブラック/ホワイト/シアンブルー/マゼンタピンク)と、厚み6mmでしっかりとした打鍵感を確保したキーボードを備えたタイプカバーという2種類がある。いずれもSurface RTと同時期に登場しており、すでに発売済み。参考価格はタッチカバーが9,980円、タイプカバーが10,980円。Surface Pro本体との接続はマグネットで、簡単に着脱できる。