VODサービスなどのコンテンツ配信サービスを行うブロードメディア株式会社は、新しい据え置きゲームスタイルの核となる、クラウドゲーム機『G-cluster』の発表会を27日、東京ミッドタウンで開催した。国内での発売日は6月20日を予定している。

『G-cluster』手にするブロードメディア株式会社 代表取締役社長 橋本太郎氏

液晶テレビの背面に設置されていた『G-cluster』。電源はMicroUSBから供給され、HDMIでテレビと接続される

『G-cluster』は、これまでの据え置き型ゲーム機とは一線を画し、実際のゲームはすべてネットワーク上にあるサーバー側で動作。映像はストリーミング配信で、家庭のテレビなどに映し出してゲームをプレイするという全く新しいコンセプトのゲーム機。従来のゲームディスクなどは不要で、Wi-Fiに接続したクラウド環境でゲームを楽しむことができるという。販売価格は、本体のみのパッケージが9,980円、ワイヤレスゲームパッド「ロジクールF710」を同梱した基本セットが、13,800円となっている。

ネットワークへの接続は、ADSLなど(6Mbps以上推奨)のブロードバンド環境が必要となり、無線LANルーターから『G-cluster』へは2.4GHz帯のWi-Fiで接続される。(※USBポートを利用した有線接続も可能)気になるラグについては、遅延は最大で170msecとなっており既存の据え置き型ゲーム機と比較しても、その差は100msec以内。ストレスなくゲームを楽しむことができるという。

9,980円の『G-cluster』本体パッケージには、本体のほか、G-clusterホルダ、電源アダプタ、USBケーブル、HDMIケーブルを同梱

13,800円の基本セットには本体パッケージにゲームコントローラーとして『ロジクールF710』が付属する

基本セットに付属する『ロジクールF710』

ゲームパッドを持っていなくても、スマホ用ゲームコントローラーアプリを無料で配信予定

プレイできるゲームタイトルは、『ロケットナイト』、『PCエンジン・ライブラリー』など懐かしのオールドゲーム系はもちろん『H.A.W.X.2』や『アサシンクリード2』といった3D描写バリバリのゲームも遅延や処理落ちすることなくプレイ可能。もちろん、オリジナルタイトルも用意されており、『あにまるパズル・キューブリック』がローンチタイトルとして提供され、現在のところ50タイトルのサービス提供を予定。スクウェア・エニックスも参入を発表している。

『G-cluster』はテレビの後に接続し、Wi-Fiアクセスポイントからネットに接続するだけでゲームのプレイが可能となる

"家族一人一人のゲームライフ"を提案し、家族でゲームをプレイする時間を提供

ゲームの購入方法は、オンラインのデータ販売で、購入したゲームは1年間プレイ可能となっており価格は525円から2,940円という単一販売。そのほか、約30タイトルが月額500円で遊び放題となるプランが用意されている。また、全てのゲームは10分間試供プレイが可能。ゲームのプレイ以外にも、『G-cluster』では、ビデオ・オン・デマンドサービスも実施予定で、配信される映像は720Pとなっている。

5月30日より、家電量販店やインターネット上で、予約の受付を開始、発売は6月30日を予定している

配信予定のゲームは、ファミリー向けからコアゲーマー向けまで、幅広いジャンルを予定している

橋本社長自らコントローラーを握って実機のデモンストレーションを実施

UBIソフトやKONAMI、スクエアエニックスなど、国内外の有名ゲームメーカーがタイトル提供を予定している