東芝は21日、19nm第二世代プロセスを用いた2bit/セルの64Gビット(8Gバイト)のNAND型フラッシュメモリを開発し、量産を開始したことを発表した。

19nm第二世代プロセスを用いた東芝のNAND型フラッシュメモリ

今回の最新NAND型フラッシュメモリでは、19nm第二世代プロセスの採用と合わせて、周辺回路も工夫。2bit/セルの64GビットNAND型フラッシュメモリとして、世界最小となる94平方ミリメートルというチップサイズを実現した(2013年5月21日現在、東芝調べ)。

同プロセスによる3bit/セルのNAND型フラッシュメモリも開発しており、2013年の第2四半期に量産を開始する予定という。同時にeMMC対応コントローラも新開発することで、スマートフォンやタブレットなどにも3bit/セル製品を展開し、さらにはSSD対応を進めることでノートPCへの搭載も目指していくとしている。