Twitter、Facebook、Evernote、Tumblr、CNN、Elleなどが、Googleが開発を進めるメガネ型スマートデバイス「Google Glass」向けにアプリ(Glassware)を提供する。Googleの開発者会議Google I/Oにおいて明らかになった。

Twitter for Google Glassは、すでにGoogle Glassユーザー用のMyGlassページから導入できるようになっている。通知を有効にしている人たちからのメンション、ダイレクトメッセージ、ツイートなどが通知され、Glassからリプライやリツイートなどが可能。また写真を共有するツイートを作成でき、「Just shared a photo #throughglass」というテキストと共に写真のリンクがツイートされる。

Google Glassから写真共有ツイート

Facebookが公開したGlasswareは写真共有用だ。Glassのカメラで撮影した後、プレビュー中にタッチパッドをタップして共有メニューを呼び出し、タッチパッドを使って「自分のみ」「友達」「公開」から共有範囲を選択する。すでに撮影した写真を共有することも可能だ。

GlassからFacebookに共有した写真

タッチパッドをスワイプして「自分のみ」「友達」「公開」を切り替え、共有したい範囲でタップして選択

Evernoteは現時点で2つの機能にフォーカスしている。一つは写真または短い動画を撮影し、Glassの共有メニューを通じてEvernoteアカウントに送信する。もう一つはEvernote Webからノートを選択し、直接Glass Timelineに送信する。例えば、買い物リストをGlassに送っておけば、買い物に出かけたときにすぐに確認できる。

Evernote WebからGlass Timelineに買い物リストを送信

CNNはニュース速報を表示し、Elleは雑誌コンテンツをGlassディスプレイで読めるようにするという。