UQコミュニケーションズは7日、同社が提供するUQ WiMAX回線において、接続端末に付与しているグローバルIPアドレスを2013年6月以降順次、プライベートIPアドレスに切り替えることを発表した。グローバルIPアドレスを付与するオプションも月額100円で用意する。

今回の措置は、IPv4のグローバルIPアドレスが世界的に不足している状況を踏まえてのもの。UQ Flat年間パスポート / UQ Flat / UQ Stepを利用中のユーザーが対象となる。プロバイダとしてau.NETを利用するQ Flatプラス、およびUQ 1 Dayは対象外。

これにより、グローバルIPアドレスを必要とする一部のサービス、アプリケーションなどが使えなくなる可能性が生じる。具体的には、ルータのUPnP対応やTCP/UDPポート開放が必要なオンラインゲームなど、DynamicDNSを利用しているサーバなど、外部からグローバルIPアドレスを指定してアクセスするサーバなど。

また、UQ WiMAX回線への接続時、グローバルIPアドレスの付与を保証するオプション(月額100円)は、2013年5月21日より受付を開始。2013年9月末の利用まで無料となる。