Webページもいろいろ、画像が多いページもあればテキスト中心のページもある。レイアウトもさまざま、2段組・3段組だったりヘッダー・フッターが設けられていたり……目で追っていくのはなかなかの作業だ。特にiPhoneの場合、文字が小さいので年配の方には厳しいかもしれない。
特に厳しいのは、特定の言葉を追う作業。検索エンジンでヒットしたページにアクセスしても、そのページのどこに目的の言葉があるのかは、ひと目ではわからない。同じ言葉が多数使われている場合は、把握しきれなくなってしまう。
そんなとき便利なテクニックが「ページ内検索」。パソコンのWebブラウザでは、Command-F(Mac)やControl-F(Windows)などのショートカットキーで呼び出すことができるが、iOSのSafariにはそのような機能が見当たらない……
と思いきや、しっかりとページ内検索機能が用意されている。対象のWebページを表示した状態から、Web検索するときと同様、検索フィールドに目的の言葉を入力して検索を実行すればいい。すると、現在表示しているWebページに目的の言葉がある場合、ソフトウェアキーボード上部「このページ(○件一致)」と書かれた行が現れるので、それを上方向へフリックすればいい。
ページ内検索によりヒットした言葉は黄色でハイライト表示され、複数ある場合は画面下の矢印ボタンをタップすると次候補にジャンプできる。SafariでPDFを表示したときにもこのテクニックが使えるので、あわせて覚えておきたい。