空いた時間に情報系サイトをつらつら眺める、これがiPhoneで「Safari」を使う典型パターンだ。ブックマークに登録しているサイトを巡回する、メールやTwitterで紹介されていたURLにアクセスする、といった使い方もあるが、気の向くままにサイトを回遊することは時間調整にちょうどいい。

しかし、困ったことも起こる。さっきの記事もう一度読みたいな、誰かに教えてあげたいなと思ったとき、そのページに戻るには手間がかかるのだ。ブックマークに登録しているサイトや、メールやツイートにURLが掲載されている場合は、記事のアドレスをかんたんに調べることができるが、「偶然たどり着いたページ」はそうもいかない。これはなかなかのストレスだ。

そんなとき使いたいテクニックが、画面左下にある「戻る」ボタンの長押し。「戻る」ボタンは、1回タップすると直前に表示していたページに戻ることができるので、何度も繰り返しタップしがちだが、これをプレス(長押し)すると……そのタブで表示したページ履歴が一覧表示される。数ページ前に見たページへ戻りたい、といったアバウトな要求にも応えてくれるのだ。

ただし、ブックマークに表示される通常の履歴とは異なり、「戻る」ボタンがあるタブで表示したページに限られる。複数のタブを表示している場合には、そのタブごとに異なる履歴が表示されることになるので注意しよう。うっかりタブを消してしまった場合には、ブックマークに表示される通常の「履歴」を参照しよう。

操作手順をカンタン解説

1 画面左下にあるボタンをタップせず、プレス(長押し)する

2 そのタブで表示したWebページの履歴が表示される

3 異なるタブで表示したWebページとは管理が別になるので注意

4 すべてのページを対象に履歴を調べたい場合は、ブックマークにある「履歴」を利用する

(提供:iPad iPhone Wire)