米Googleの最新データによれば、Android OSにおけるバージョン別シェアはJelly Beanが全体の25%に到達し、Ice Cream Sandwichと合わせればバージョン4.x以上のOSだけで54.3%と過半数に到達した。昨年2012年12月時点と比較すると倍増しており、4ヶ月で端末勢力が大きく入れ替わったことがうかがえる。

これはGoogle Play Storeのアクセスデータを基にGoogleが集計したもので、アプリ利用に関して実際の活動に近いデータといえる。最新データは4月2日時点で過去14日分を集計したもので、前回弊誌でレポートしたものから4カ月となる。

4月2日時点のAndroid OSシェア(出典: Google)

最大の注目点はJelly Beanが25%と全体の4分の1のシェアに到達したことで、Ice Cream Sandwichと合わせてバージョン4.x以上が最大勢力となったことだ。OS単体としてはGigerbreadがいまだ最大勢力なものの、その割合は少しずつ減ってきている。また集計データからv1.5 Cupcakeやv3.1 Honeycombが消え、各ユーザーのメインの利用端末が比較的最近のモダンなものへと移行しつつあることがわかる。

バージョン コード名 API Level シェア
1.6 Donut 4 0.1%
2.1 Eclair 7 1.7%
2.2 Froyo 8 4.0%
2.3 - 2.3.2 Gingerbread 9 0.1%
2.3.3 - 2.3.7 Gingerbread 10 39.7%
3.2 Honeycomb 13 0.2%
4.0.3 - 4.0.4 Ice Cream Sandwich 15 29.3%
4.1.x Jelly Bean 16 23.0%
4.2.x Jelly Bean 17 2.0%