NECは、コンパクトサイズのA4モノクロページプリンタ「MultiWriter 5500」「MultiWriter 5500P」「MultiWriter 5300」の3機種を発表した。「MultiWriter 5500」と「MultiWriter 5500P」は3月26日に、「MultiWriter 5300」は5月8日に発売される。価格は59,800円より。

「MultiWriter 5500」

MultiWriter 5500

「MultiWriter 5500」は、印刷速度が45枚/分と高速のA4モノクロページプリンタ。価格は98,000円(税別)。ファーストプリントが従来モデルの約12秒から約5秒へと高速化され、最大給紙容量は普通紙で550枚と手差しトレイに150枚。トレイモジュールを3段まで増設可能で、最大2,350枚まで増量できる。2本の熱源ランプを使い分けることで、最小76.2mm幅の用紙への印刷もサポート。

主な仕様は、プリント方式がレーザービーム乾式電子写真方式(半導体レーザ)、最大解像度が1,200dpi×1,200dpi、印刷スピードがモノクロ45枚/分。対応用紙サイズはA4~A5、B5、レター、ハガキ、封筒、自由サイズ(標準トレイ:幅139.7~216mm、長さ210~356mm、手差しトレイ:幅76.2~216mm、長さ127~356mm)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANと、SB 2.0。消費電力は動作時最大1,200W以下(フルオプション時)、平均650W、節電モード4W以下。本体サイズはW393×D399×H315mm、重量は約13kg(各カートリッジ含む)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012、Mac OS X 10.4.11~10.8。

MultiWriter 5500P

「MultiWriter 5500P」は、「MultiWriter」シリーズのA4モノクロ機として初めて「Adobe PostScript 3」に標準対応するモデル。価格は158,000円(税別)。そのほか、メモリ容量が768MBに強化されており、内蔵フォント数が増加している。それ他の主な仕様は上記「MultiWriter 5500」とほぼ共通。

MultiWriter 5300

「MultiWriter 5300」は、「MultiWriter」シリーズの下位モデルながら印刷速度が35枚/分の高速モデル。価格は59,800円(税別)。最大給紙容量は標準トレイに250枚と手差しトレイに50枚。トレイモジュールを1段増設することで、最大550枚の用紙をセットしておける。

消費電力は動作時最大1,200W以下(フルオプション時)、平均550W。本体サイズはW393×D399×H267mm、重量は約12kg(各カートリッジ含む)。その他の主な仕様は「MultiWriter 5500」とほぼ共通。