パナソニックは3月8日、防水タイプのポータブルテレビ「VIERA(ビエラ) SV-ME7000」を発表した。発売は4月30日で、価格はオープン。推定市場価格は50,000円前後となっている。

本体カラーはピュアホワイトとフローラルピンクの2色をラインナップ

ロッド式のアンテナ×1基と内蔵アンテナ×3基の4ダイバーシティアンテナ方式で高感度のため、アンテナケーブルを接続しなくても屋内で地上デジタル放送を受信しやすいポータブルテレビ。

付属リモコン

電波状況が悪い場合に外部アンテナを接続することも可能なので、状況に応じて使い分けることができる。なお、ワンセグ放送の受信にも対応しており、フルセグの地上デジタル放送を受信できない場合に、ワンセグ放送に切り替えて視聴することができる。

本体はIPX6/7相当の防水設計となっている。「常温の水道水にて、機器から約3m離れて、内径12.5mmのノズルであらゆる方向から約100L/分の水を3分以上注水した後でも、機能する」というIPX6規格をクリアしているため、風呂場で使用することも可能だ。

IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN接続に対応しており、インターネットに接続すれば、パナソニックのクラウドサービス「ビエラ・コネクト」を利用可能。「YouTube」「Hulu」「radiko.jp」などのインターネット動画やインターネットラジオが楽しめる。

また、パナソニック独自のリンク機能「お部屋ジャンプリンク」にも対応。サーバー機能を搭載する「ビエラ」シリーズやHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズで録画した番組をネットワークを経由して、本製品で視聴することも可能だ。受信中の番組転送にも対応しているので、無線LAN接続が可能なら、地デジ電波が届かない場所でもテレビ視聴を行える。

充電はマグネットタッチ式のACアダプターで行う

主な仕様は、ディスプレイが10V型・1,024×600ドットの液晶方式(α-Siパネル)で、受信チャンネルがUHF13~62ch、内蔵スピーカーの出力が800mW×2。接続インタフェースは、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)とSDカードスロットを備える。SDカードの再生可能ファイルは静止画がJPEG、動画がMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264(AVCHD規格準拠)、MPEG-4 AVC/H.264、SD VIDEO規格となっている。

サイズはW287.5×D17.3×H190.4mm、重量は約997gだ。

バッテリーは内蔵式のリチウムイオン充電池で、電池の最長持続時間はテレビ視聴時で3時間30分となっている(ヘッドホン使用、明るさ「-5」、無線LAN「切」、エコ充電「切」)。充電は付属のマグネットタッチ式ACアダプターで行うようになっている。充電の所要時間は、電源「切」時で約3時間15分、電源「入」時で約10時間。