ケンコー・トキナーは3月5日、手の届かないところでも撮影が行えるLEDライト付きスネイクカメラ「SNAKE-11」と「SNAKE-12」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格はSNAKE-11が2万円前後、SNAKE-12が11,000円前後となっている。

SNAKE-11

「SNAKE-11」

「SNAKE-11」は、自在に曲げられるフレキシブルチューブの先にレンズを搭載するフレキシブルカメラ。手が届かない場所にもカメラを入れられ、本体の液晶モニタで画像を確認できる。液晶モニタは2.4型で視認性も高い。LEDライトは4段階で明るさ調整が可能で、チューブとヘッド部は耐水仕様、動画と静止画の撮影の両対応となっている。フレキシブルチューブは取りはずし可能で、90cmと5mのケーブルを差し替えて使用可能だ。

主な仕様は、イメージセンサーが1/9型のCMOSセンサー、有効画素数が30万画素、レンズが焦点距離2.73mm、明るさはF2.8。撮影距離は約20~80mm。保存ファイル形式は、動画がMotionJPEG形式、静止画がJPEG形式、動画/静止画サイズは640×480ドット、3倍のデジタルズームが可能だが音声の記録はできない。

本体にはmicroSDHCメモリカードスロットを搭載。最大32GBのmicroSDHCメモリーカードを使用できる。電源は単3形電池×4本を使用、USB 2.0×1基とテレビ出力端子を備え、本体サイズは約W102×D190×H235mm、重量は266g。対応OSは、Windows XP(SP2)/ Vista/ 7。

SNAKE-12

「SNAKE-12」

「SNAKE-12」は、フレキシブルチューブが取り外せないモデルで、チューブの長さは90cm固定となる。基本仕様は「SNAKE-11」とほぼ同等だが、細部に若干の違いがある。液晶モニターのサイズは2.4型、LEDライトは4段階で明るさ調整が可能。チューブとヘッド部は耐水仕様で、動画と静止画の両方に対応する。

主な仕様は、イメージセンサーが1/9型のCMOSセンサー、有効画素数が30万画素、レンズが焦点距離1.76mm、明るさがF2.8。撮影距離は約30~60mm。保存ファイル形式は、動画がMotionJPEG形式とAVI形式、静止画がJPEG形式、動画のフレームレートは20/25/30fps。静止画サイズは640×480ドット。

本体にはmicroSDHCメモリカードスロットを搭載。最大16GBのmicroSDHCメモリーカードを使用できる。電源は単3形電池×4本を使用。USB 1.1×1基を備え、本体サイズは約W86×D180×H120mm、重量は349g。対応OSは、Windows XP(SP2)/ Vista/ 7。