Googleは、日本・アジアのクリエイターの創作活動と世界進出を支援するスタジオ施設「YouTube Space Tokyo」を六本木ヒルズ内にオープンする。オープン日程は2月15日。

「YouTube Space Tokyo」受付

同施設は、映像、演劇、ビデオブログ、音楽、コメディ、ヘアメイクなど、さまざまな分野で活躍するクリエイターの本格的な映像制作をサポートするもの。本格的なセットが設置できる撮影スタジオ、モーションキャプチャ機能を備えたグリーンスクリーンスタジオやレコーディングスタジオ、Final Cut X、Adobe CS6、AVIDを搭載したMac Proを6台設置した編集室などの施設に加え、最先端の映像制作用機器を無料で提供する。すでにYouTubeで活躍しているパートナーだけでなく、これからYouTubeを活動の場としようと考えるクリエイターも利用可能となっている。

本格的なセットにも対応する「スタジオ1」

グリーンスクリーンを備えたスタジオ2

レコーディングスタジオ

また、セミナーや上映会などを行うことができるトレーニングルームや、ラウンジやミニキッチンなどの交流スペースを充実させることにより、クリエイター同士のコラボレーションを推進し、よりユニークで質の高い動画の制作を促していくという。ちなみに、東京都・六本木に開設される同施設は、ロンドン、ロサンゼルスに続き、世界で3カ所目のものとなる。

Mac Proを6台設置した「編集室」

交流スペースとして活用できる「ミニキッチン」

ミーティングにも使える「ラウンジ」

なお、同施設を利用するには、YouTubeパートナープログラムへの申し込みと、YouTubeスタッフとのスケジュール・撮影内容の調整が必要。スタジオで制作した動画はYouTubeにて公開し、全世界に向けて発信することができる。