パナソニックは30日、15.6型フルHDノートPC「Let'snote B11」シリーズの新モデルを発表。2月15日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格はMicrosoft Office搭載モデル「CF-B11TWHBR」が200,000円前後、非搭載モデル「CF-B11TWABR」が175,000円前後。

Let'snote B11

ホームモバイル用途を想定した、高性能な15.6型フルHDノートPC。同時発表した12.1型ノートPC「SX2」や「NX2」と同様に、「スマートアーチ」機能や「ホイールパッドユーティリティ」の機能強化に対応する。

2013年春モデルでは、ストレージ容量が従来の640GBから、750GBへ増量。また、「CF-B11TWHBR」に搭載するOfficeソフトは最新の「Microsoft Office Home and Business 2013」となる。

主な仕様は、OSがWindows 8 Pro 64bit版、CPUがIntel Core i7-3635QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリが4GB(最大8GB)、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドTFTカラー液晶(1,920×1,080ドット)。

インタフェースは、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、ギガビット有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、USB 3.0×2、USB 2.0×1、D-Sub×1、HDMI出力、マイク入力、オーディオ出力、SDメモリカードスロットなど。

本体サイズはW370.8×D229×H31.4~43.2mm。重量は約1.895kg(標準バッテリ搭載時)。駆動時間は約6時間(標準バッテリ)/約3時間(軽量バッテリ)。

なお、「スマートアーチ」機能はWi-Fiを介した同社スマートフォンとの連携機能。今回の機能強化では、新たにスマートフォンへの着信やメールをPCのデスクトップ上にも通知できる。従来はPC内にある特定のフォルダを同期したり、Office文書やPDFをスマートフォンからワイヤレスで閲覧・編集したりするのみだった。対応スマートフォンは未定だが、現時点ではiOS搭載機への対応予定はないという。

また、「ホイールパッドユーティリティ」は、新たにタッチパッド上でWindows 8のジェスチャ操作に対応し、アプリバーの展開やチャームの呼び出しが行える。