マウスコンピューターは21日、東北地方太平洋沖地震、長野県北部地震への支援として、福島県内の自治体に1,018台の放射線カウンターを寄贈したと発表した。

提供する放射線カウンター(RDTX-PRO Radiation Detector)」イメージ

同社は今までにも、特別保守サービスの実施や援物資の寄贈、義援金の寄付といった活動を表明しており、今回の放射線カウンターの寄贈はその一環だとする。

寄贈される放射線カウンターは、グループ会社のテックウィンドが取り扱う、米国・Scosche Industries社の製品で、誤差±5%という高精度の測定が特徴。iOSやAndroid OSに接続して使用し、測定結果は専用アプリ上で表示。結果はGoogle マップやFacebook、Twitterなどで共有可能だ。これに加え、同社は製品単独で放射線警報探知機としての利用も提案する。

測定範囲は0.01μSv/hr-10,000μSv/hr、測定線種は60keV以上のγ(ガンマ)線、電源は単3形乾電池×1(ただしiPhone接続中は本体より電源供給)。

配布地域は、福島県の郡山市、白河市、相馬市、田村市、本宮市、大玉村、鏡石町、西郷村、矢吹町、棚倉町、鮫川村、平田村、浅川町、三春町、小野町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村の計19カ所。